生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

ローストビーフ

長女が一時帰国していろ。家にボーイフレンドを連れてくるというので、御馳走を考えた。
ローストビーフを用意することにした。ダッチオーブンに付属のレシピ集の一番最初に載っている。
特に面倒な準備はいらない。というか、炭火を起こすことが面倒と言えるかもしれない。
メインディッシュが決まれば、あとはサラダとスープを用意する。タコとオクラのサラダ、ブロッコリーのスープ。どちらも以前に一度作ったことがある。
タコのサラダも食材の値段を考えると結構贅沢だが、見栄えが良いし美味しい。
近所のスーパーマーケットに出掛けて食材を購入する。牛ロースのブロック。アメリカ産のロースと国産。見た目がかなり違う分、値段も違う。国産は高いが、そちらの方が美味しそうに見える。七人分ということで、1kgより大きなローストビーフ用のブロックを精肉コーナーの担当者に依頼した。結構な散財と思ったが、美味しい料理としたい。
肉の塊を室温に戻して、塩と胡椒を振って刷り込んで、凧糸で縛る。ここまでは、レシピ通り。
炭火を用意する。ダッチオーブンを使うわけだが、下からの加熱はIHヒーターを使い、炭火はオーブンの蓋の上に乗せて上から加熱するため。
まず、肉の表面を焼いて、あとはオーブンの中でローストする。問題は、肉の塊のサイズによりちょうど良い調理時間があるということ。炭火で上から加熱するのは、ローストするという意味で重要と思う。一応、45分を目安にやってみた。蓋を開けてみて、急に不安に感じた。どれくらい火を通せば良いかわからない。
中には、十分に火が通っていないと気に入らない子もいる。
自分自身が、どれくらい火を通すべきか、あまりよくわかなずに作っている。温度計があったので、差し込んでみたら45度と出た。
足りないのではないかと思い、さらに30分間焼くことにした。但し、蓋に乗せていた炭火はかなり温くなっていたように思う。
わさび醤油のソースを用意する間に焼き上がった肉を冷ます。
それから、薄く切り分けて、配膳した。
実は、大変美味しくできたのである。みんなもとても喜んでくれた。
次は、ソースとサイドメニューにちょっと工夫を加えてみようと思った。
ブロッコリーはいつもより値段が高かったので、冷蔵庫に残っているものを当てにしたら、足りなかった。アスパラガスを足した。ほとんど人参のスープみたいになってしまった。

賑やかで楽しい夕食だった。
こんなに喜んでもらえるなら、またやってみようという気持ちになった。