生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

発端になった記事、改めて読むと、すごいことが書いてある。私信ならともかく、それを、送信先を明らかにして、ネットで公開することの是非を筆者はどう考えておられるか。
副作用が一人出ると、任意接種にして本来防げる病気で死ぬ人が何十人と出るのがこの国です。って、極端な事言っているように思うが、(医学的な)根拠あるのかな。それに、任意接種にするのは、厚生労働省であって、アメリカで生活するお母さんと関係ないでしょう。

医学的に誤っている、と指摘している部分も、私には彼の勘違いのように思える
予防接種云々よりも、米国のルールに従うことが出来ない日本人に対する皮肉なのかもしれない。
参考:米国における小児の予防接種(海外勤務健康センター 研究情報部)
http://www3.johac.rofuku.go.jp/infection/drugs/vac-usa.html

わが国では、政府が予防接種をすすめる体制となっています。

  • 予防接種法では、市町村長および都道府県知事が予防接種をすすめるよう定めている。
  • これを受けて、保健所や学校などは親に予防接種の案内を届ける。
  • 予防接種を受ければ、母子手帳に記録が残る。

制度として確立されていますので、親が予防接種に無関心でも大丈夫です。
米国は個人主義の社会です。子供の予防接種は親の判断に委ねられています。

  • 親は、医師に相談しながら、子供に予防接種を受けさせる。証明書が必要なら、かかりつけ医に書いてもらう。
  • 親が無関心だと、子供は予防接種を受けないまま大きくなる。学校は、校内で伝染病が発生するのを予防するため、入学手続きで予防接種証明書の提出を要求する。
  • これが学校毎に異なると不便なので、予防接種の指針が出されている。

日本のように確立された制度はありません。親が子供の予防接種に関心をもつ必要があります。

しかしながら、米国の予防接種オーバーシーズ・メディカル・コンサルタンツ)によると、

米国では、幼稚園またはそれ以上の教育機関に入学する場合は、予めその教育機関の存在する州で決められた種類の予防接種を受けていないと入学が許可されず、ワクチンの種類も州により多少違いがあります。
(中略)
今までの入学の際に必要な予防接種の種類は、州により多少の違いがありますが、B型肝炎、三種混合、ポリオ、MMRなどが前提条件になっております。今回の新しい指針(米国小児予防接種プラン(2004年現在):引用者注)では、0歳から18歳までに受ける予防接種として、これらに加え、A型肝炎、2種類の肺炎球菌 (PCV, PPV) 、インフルエンザ(ウイルス)および水痘などの予防接種が含まれております。 これらのワクチンが、州によっては入学前提条件として加えられることもあるのではないかと考えます。その為には、入学予定の3カ月位前に現地に行き、必要な予防接種を受けることが良いと考えます。

学校に入学するために、証明書が必要なので、結局はやらなくてはならないはず。ただし、日本国内で実施することが出来ないものがある。